工事監理が大規模修繕工事を成功されるための重要な役割を担う

工事監理が大規模修繕工事を成功されるための重要な役割を担う

工事監理は、修繕工事が仕様書通りに実施されているかを確認する役割を担っています。この工事監理の仕事が大規模修繕工事を無事に完了させるたの重要なポイントとなります。ところがこの工事監理についての認識が低いために、工事中のトラブルや手抜き工事といった問題が発生している例が少なくありません。

工事監理の重要性

工事監理の重要性
工事監理では、大規模修繕工事が始まってから現場の施工が仕様書どおりに適切におこなわれているかをチェックして不適切な場合には施工者にやり直しを指示します。この業務をおこなう者をのことを工事監理者と呼んでいます。

混同されることが多いのですが、現場監督(現場代理人)は、自社の施工が、例えば「工事が予定通りに進行しているか」「材料の手配は予定通りか」といった自社の業務管理をおこなうもので工事監理とは別のものです。

工事監理者と現場監督の関係

業者 施工会社  工事監理会社
(コンサルタント)
立場 現場監督(現場代理人)  工事管理者
業務 現場管理をおこなう  仕様書通りの工事か確認

工事期間中は、理事会・修繕委員会、現場代理人、工事監理者による工事報告会を月1~2回程度の頻度で開催し、工事の進捗状況や問題点について打合せをおこないます。

工事監理の主な業務

工事監理の主な業務
工事監理では、材料が仕様書通りの品質のもので、規定量使用しているか、手抜き工事はないかなど、品質、工程、安全管理の他、施工会社と居住者の問を調整する役割なども担います。

  1. 施工業者と居住者の調整
  2. 工事の品質管理
  3. 工程管理
  4. 安全管理

工事監理会社(コンサルタント)への発注

1.工事監理を専門家に依頼

設計監理方式」で、工事監理を専門の会社(コンサルタント)に依頼すれば、理事会や修繕委貝会の負担を大幅に削減できます。

工事の品質管理や工程管理、安全管理などは専門的な知識と経験が要求されるため、理事会や修繕専門委貝だけでおこなうのは無理が生じる場合もあります。

そこで、工事監理を専門の会社に委託することで、理事会や修繕専門委員の負担を軽減することができます。発注先としては、大規模修繕工事専門の設計事務所やマンション管理士、管理会社などが考えられます。

2.施工会社による監理

工事監理を外部の専門業者に発注する場合には、それに要する費用は工事金額の5~10%を占めることになります。また、理事会や修繕委員会は、工事監理会社の選定をおこなわなくてはなりません。

このような事情から、特に小規模なマンションでは「責任施工方式」で、施工会社に監理をおこなわせることもあります。

しかし、この場合の「工事監理は、あくまで施工会社自身による社内チェックとなるので、完全に任せっきりにするのは危険です。

工事監理の良否がその工事の出来を左右するとっていっても言い過ぎではないので、工事監理を、理事会や専門委員会でおこなっていく場合には、自分たちで知識を取得するといった積極的な姿勢で臨む必要が必要があるでしょう。