建物の経年変化による劣化が避けられない以上、どんなマンションでも、いつかは大規模修繕工事を必要とする時期に直面します。大規模修繕工事の実施においてはさまざまな課題がありますが、資金計画=工事費用はそうしたの中でも最大のポイントの一つです。このカテゴリーでは大多数のマンションに共通する大規模修繕工事の場合の資金づくりの要点を説明します。

大規模修繕工事の企画するにあたっては、資金計画を検討することが管理組合にとって必要不可欠な作業となります。

大規模修繕工事費用の相場のようなものはなかなか分かりにくいものですが、
国土交通省の調査によると大規模修繕工事の費用は1戸あたり75~100万円掛かったマンションが30.6%、以下、1戸あたり100万円~125万円は24.7%、1戸あたり50万円~75万円は13.8%となっています。

こうした費用を工面するために、精度の高い長期修繕計画を作成しそれに合わせて、早い時期から適正な修繕費積立金を積み立ててきた管理組合では不安はありませんが、そうでない場合には、資金の不足状況を把握し、対策を練る必要があります。