公募条件を見直そう!良い施工会社と出会うためのヒント

こんにちは、マンション管理のコンサルタント、佐藤です。今回はマンション管理組合の理事の皆さんに向けて、大規模修繕工事における施工会社の選定基準のキホンについてお話しします。

施工会社の選定基準は?下請け会社での工事も問題ない?

大規模修繕工事では、実際に工事を行うのが下請け会社であることが一般的です。大手施工会社を選んでも、業務は1次下請けに委託され、さらに各分野の専門会社に振り分けられます。

大手施工会社だけが安心?

大手施工会社のメリットは、信頼性や補償が得られることですが、実際の工事を行うのは下請け会社や職人たちです。だからこそ、会社の規模よりも、現場代理人に注目してほしいのです。

現場をまとめ、求心力を発揮する現場代理人がいる現場で工事は成功します。会社の規模はそれほど重要ではありません。現場代理人の「人柄」を重視しましょう。

より良い施工会社を選ぶためには?

より良い施工会社を選ぶために、どのような方法があるのかという質問をよく受けます。例えば、「公募条件」を細かく設定することが効果的だと考える方もいらっしゃいます。公募条件とは、期間や参加資格、工事内容などを明記し、施工業者を募集することです。

確かに、工事の概要を詳細に伝えることは悪くありません。しかし、厳しい条件を設定しすぎると、逆に良い会社との出会いを逃してしまうことがあります。条件が厳しければ厳しいほど、条件を満たさないと受注できないと判断する施工会社も増えてしまいます。

コロナ禍の影響は?適切な時期に見積もりを取ろう

マンションの価値を維持するためには、大規模修繕工事が欠かせません。しかし、工事の規模が大きくなれば、コストも増えます。コロナ禍や国際情勢の影響で建材の価格が上昇し、人件費も増加しています。

そんな中、「早く見積もりを取ればお得になるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。早期に見積もりを取ると、逆に工事費が高くなることもあります。

大切なのは、適切なタイミングで見積もりを取り、必要な内容を選択することです。焦って施工会社を決める必要はありません。

まとめ:適切なタイミングと現場代理人が鍵

大規模修繕工事における施工会社の選定では、会社の規模やネームバリューにこだわるよりも、現場代理人の人柄に注目しましょう。

また公募条件を厳しく設定しすぎないで、マンションに寄り添ってくれる良い施工会社と出会うことができるよう柔軟な発想を持って取り組んでください。マンション管理組合の皆さんが、適切な大規模修繕工事を実現できることを願っています。

投稿者プロフィール

佐藤勇樹
佐藤勇樹
こんにちは、私は佐藤勇樹と申します。マンション管理コンサルタントとして、大規模修繕工事に詳しい専門家として活躍しています。
大学では建築学を専攻し、卒業後は建築設計事務所で働いた経験があります。その後、マンション管理の仕事に携わり、大規模修繕工事の重要性を痛感し、コンサルタントとして独立することになりました。
私は、主にマンション管理組合から多くの修繕工事のコンサルタントの案件を受けています。現場の状況を正確に把握し、コストや工期を最適化することで、クライアントの要望に応えています。